SSブログ

samba 導入編 1 CentOS 5 [Linux]

昨日、今日と仕事、毎年ゴールデンウィークとはあまり縁が。。。
と、ぼやいてもしようが無い。


「CentOS 5 テキストモードで日本語表示 jfbterm」で書き込んだ様に、
サーバとして使用するのならば、グラフィカル画面は必要無いのだが。
初めからそれでは馴染みが少ない分、ハードルが高い。
(あるいは、最初からテキストモードで慣れるという手もあるけれど)
やはり、グラフィカルで扱い慣れてからで良いかなと思う。
---------------------------------------------------------
で、話しは本題のsamba サーバの導入へ。
samba とswat については前にも触れた様に。
◎ samba  Windows以外のOSを、Windows用のサーバにするソフトウェア。
◎ swat sambaの設定を、インターネットブラウザを利用して設定するツール。
CentOS 5.0への導入。
初めての CentOS で samba を導入する場合を想定してますので、
グラフィカル設定が使える場合は、極力それを利用する、という前提。

とはいえ、最低限のテキストエディタの使い方が出来る方が良い。
まず、ごく最低限の使い方は、Linux 簡単テキストエディタ で。
より詳しくは、vi エディタ などで検索すれば色々あるかと。

インストール後、アップデートが済んでからの設定。
まだならば、アップデートを先にやっておいた方が良いと思う。
  1. まず、パッケージの確認から。
    $ rpm -qa | grep samba (samba パッケージが入っているか確認)
    samba-3.0.23c-2.el5.2
    samba-client-3.0.23c-2.el5.2
    samba-common-3.0.23c-2.el5.2
    samba-client-3.0.23c-2.el5.2
    samba-common-3.0.23c-2.el5.2
    samba-swat-3.0.23c-2.el5.2
    samba-client と samba-comnon が2つあるというのは、
    32ビット版と64ビット版が入っている為。(64ビット版を入れているので)

    samba-3.0.23c-2.el5.2、samba-client-3.0.23c-2.el5.2
    samba-common-3.0.23c-2.el5.2、samba-swat-3.0.23c-2.el5.2
    4つインストールされていれば OK(swatまで入っている場合)、
    細かいリビジョンは、導入時期によって違う。

  2. パッケージの不足は、root になり一括導入。
    $ su -
    パスワード: (rootのパスワード)
    # yum install samba* (入っていない、又は不足のパッケージを入れる)
    Is this ok [y/N]: y と入力。
    ======= 省略 =======
    Installed: samba-swat-3.0.23c-2.el5.2 (samba-swatのみ入った場合)
    Complete! (完了)

  3. samba ファイル smb.conf の場所
    /etc/samba/smb.conf
    念の為、smb.confを、先に別ファイル名に変更。
    # cd /etc/samba
    # ls (なんのファイルがあるか確認、smb.conf もあるはず)
    # mv smb.conf smbconf.conf (わかれば良いので、smb2.confでも良い)

  4. swat を使用可能にする。
    デスクトップ上の「システム」 → 「管理」 → 「サービス」
    root パスワード入力し起動。
    「オンデマンドのサービス」を選択。swat にチェック。
    以下の記載が抜けていた。。。
    「バックグラウンドのサービス」で、xinetd にチェックを入れ、
    矢印アイコンの開始をクリック。
    保存をクリック。
    サービスの設定を閉じる。 でOK。

  5. 「システム」 → 「管理」 → 「セキュリティレベルとファイアウォールの設定」
    root パスワードを入力し起動。
    「信頼できるサービス」に samba、
    「その他のポートをクリック」 に、swat と tcp があるか確認。
    なければ、samba にチェック、「その他のポート」で「追加」をクリック。
    「ポート」901 と入力、「プロトコル」tcp でOK
    で、一番下の「適用」をクリック、次に「OK」をクリック。

  6. 共有ファイルのディレクトリ「shares」を先にhomeディレクトリに作成しておく。
    # mkdir -p /home/shares 
    # chmod 777 /home/shares (誰でも読み取りや書き込み出来る様に、設定)

  7. 次に、Firefoxを開いてアドレス欄に 127.0.0.1:901 と入れる。
    swat へのユーザ名、パスワード要求画面になる。
    ユーザ名 : root と入力、パスワード : root のパスワード、swat トップ画面が開く。

    導入編 2 へ
たのしいUNIX―UNIXへの招待 (Ascii books)

たのしいUNIX―UNIXへの招待 (Ascii books)

  • 作者: 坂本 文
  • 出版社/メーカー: アスキー
  • 発売日: 1990/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
セキュアなSambaサーバーの作り方 (日経BPパソコンベストムック)

セキュアなSambaサーバーの作り方 (日経BPパソコンベストムック)

  • 作者: 日経Linux
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: ムック
徹底解説 Samba LDAPサーバ構築

徹底解説 Samba LDAPサーバ構築

  • 作者: 武田 保真
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:パソコン・インターネット

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。